補助金・助成金の申請のポイント

補助金や助成金の申請はポイントを押さえることが重要です。
「申請をしたい!」と考えている場合、どのようなことに注意すればいいのか、まずは確認してみましょう。

補助金申請のポイント

補助金申請の要件を確認する

補助金や助成金には申請の要件があります。
「公募要綱」など対象の補助金や助成金のおーぷページなどで確認することができますので、しっかり内容を確認しましょう。


「そんな時間はない!」
「読んでみたけどよく分からない!」

という人はQFuで簡単に対象となる補助金を確認し、そのまま手続きに進みましょう。

 

補助金申請の要件 チェックポイント ① 対象の確認

補助金の多くは財源からどのジャンルの事業へ補助をするのかが決まることが多いです。

県税や市税を使っているのに他府県や他市町での事業や活動に対して補助金を使ってほしくないですよね。

そのため、最初のチェックポイントは「自社の立地・事業活動場所が対象地域、対象規模になっているか」です。

ここが外れていては他をどう頑張っても補助金を獲得できません。

まず初めにチェックするポイントです。

最初のチェックポイントはややこしくもないので、しっかり確認しましょう。

 

補助金申請の要件 チェックポイント ② 補助金要綱の確認

補助金は返済しなくてもいいのですが、事前の申請内容と結果報告に相違があっては認められない場合があります。

採択されたときの内容から変更が発生した時は補助金要綱に記載されている方法で報告しなければなりません。

一定範囲いないでは変更届は必要ないこともあるので、補助金要綱の確認をしっかりしましょう。

もし、変更届を提出して受理されていないのに事業を実行した場合、広告されていない事業については補助金対象外とされてしまい、採択された金額から減額されることもあります。

 

実際にあった話ですが、コロナ禍になる前に採択された補助金で、「コロナ禍のために活動ができなくなってしまった」という変更について届を出していなかったということがありました。

補助金の対象は会場費、人件費、広告費だったのですが、コロナ禍で直前に活動が中止になってしまいました。

この場合、直前まで会場を手配し宣伝もしていたため会場費と広告費が発生しています。

しかし、活動の中止を決定する前に補助金の担当課へ変更届の提出をして受理されていなかったため、負担した会場費と広告費についての補助はされなかった、というものです。

 

かなり大きな出費を全額自社負担になってしまい、さらに中止になっているので本当に大変だったという話です。

(プライバシーに配慮し、大まかな内容で記載しています。)

 

このケースでは事前に担当課へ相談し、変更届を提出する必要があったのですが、補助金要綱をしっかり確認していなかったということです。

 

補助金申請の要件 チェックポイント ③ 補助金申請・報告の期限の確認

以外と見落としがちなのは補助金の報告期限の確認です。

補助金とは申請→採択→決定通知→報告&請求→支払い という流れになっていることが多いのですが、補助金申請後に採択通知が来たらすべて終わっていると安心してしまうことも多いようです。

補助金要綱には報告の期限が記載されていますので、報告と請求を期限内にするようにします。

補助金を確実に受け取るために必要な作業なので確実に不備なく行いたいところです。

 

特に、人件費に係る補助金については時間が経過すると採択されていても支払ってもらえないこともあるので注意が必要です。

 

補助金申請のまとめ

申請したい補助金が決まっている場合は補助金要綱をしっかりと熟読して申請準備をしましょう。

申請時のポイントは

  1. 補助金対象の確認
  2. 補助金要綱の確認
  3. 補助金申請・報告の期限の確認

となります。

 

とは言っても、初めての補助金申請はややこしくて時間がとられることばかりです。

少し内容を変更するだけで補助の対象になることもあるので、専門家に相談すると貴重な時間を取られることもなく、本業に専念できます。

まずは補助金の対象になる補助金がいくつあるのか、たった5つの項目に回答して確認してみましょう!

 

 

 

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